2008年08月19日

岩崎弥太郎 高校生が出店、安芸できょう初開催

目指せ!第2の岩崎弥太郎--。安芸市の安芸本町商店街で9日、高校生が店を出して経営センスを競う「商い甲子園」(実行委主催)が初めて開かれる。安芸市は明治時代の政商で三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎(1834~85年)の出生地。弥太郎に負けじと若い世代に商業の良さを知ってもらい、商店街の活性化につなげるのが狙いだ。【服部陽】

 商店街では「安芸岩崎弥太郎まつり」を毎年開き、今年で6回目を迎えるが、店主らの高齢化や後継者不足により「イベントがなかなか盛り上がらない」と頭を悩ませていた。そこで思いついたのが「商い甲子園」。主に農業や水産、商業を学ぶ高校生に店を出してもらい、商店街を担う次世代の育成にもつなげようと企画した。商いと安芸の「あき」をかけ、プロ野球・阪神タイガースのキャンプ地として知られることから「商い甲子園」と命名した。

 第1回大会には、県内から安芸桜ケ丘(安芸市)と山田(香美市)の県立高校2校と、愛媛県立東温高校(同県東温市)の計3校10チームが出店する。歩行者天国にした商店街の約80メートルを舞台に、各チームが仕入れから販売、売れ残りの処理までのすべてを担い、商品の知識▽レイアウト▽接客マナー▽チームワーク--などを競い、一般消費者らが審査する。

 安芸桜ケ丘高(7チーム)はジャムやクッキーなど県外の名産品を仕入れて販売し、山田高(1チーム)はユズのドレッシングやようかんなど。東温高(2チーム)は地元特産のミカンを使ったケーキやジュースなどで勝負する。

 安芸本町商店街振興組合は「衰退する商店街でお客さんを呼び込むのは難しくなっている。商い甲子園を機に商店街が盛り上がっていければ」と話している。当日は午前10時~午後3時、雨天決行。


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